「一人で孤独に逝って欲しかった」ーー元夫の最期と、揺れる私の気持ち
元夫が亡くなって、9日が経ちました。
悲しいという気持ちは、正直なところ皆無です。
それよりも、はらわたが煮えていることがあります。
元夫は最期も、自分で救急車を呼びました。
そして運ばれた時、子供たちは誰一人として駆けつけませんでした。
「どうせまたいつものこと」
そう呆れていたのです。
でも、病院から連絡があれば、誰かが行かなければなりません。
息子は自分の代わりに、息子のお嫁さんに頼みました。
私の中にある元夫の記憶は、怒号と暴力しかありません。
そんな人間が、息子のお嫁さんに看取られて逝ったのです。
搬送された時は、元気に話をしていたと聞きました。
途中で意識がなくなり、自発呼吸ができなくなったそうです。
子供には看取られなかったけれど、誰かに手を握られて最期を迎えられた。
それを聞いて、悔しい気持ちが湧きました。
一人で、孤独に逝ってほしかったのです。
好き勝手に生きて、まともに働かず、私以外の女性にも危害を加えた人間に、そんな穏やかな最期があっていいのか。
そのモヤモヤは、今も消えていません。
それと同時に、子供たちの代わりを務めてくださった息子のお嫁さんには、ありがたい気持ちでいっぱいです。
これは、DVを許した気持ちでは決してありません。
あくまでも、子供たちの代わりに寄り添ってくださったことへの感謝です。
加害者が亡くなった時、悲しめない自分に戸惑う方もいるかもしれません。
でも、それでいいのです。
悲しくない自分を、責めないでください。
複雑な気持ちを抱えたまま前を向くことも、立派な生き方です。
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