「私らが弁護士に証言するから」ーー生後一週間で姑に奪われた長女が、20年の時を経て見せてくれた優しさ
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家族間のお金のトラブルで、一番つらいのは「誰も味方してくれない」と感じる瞬間かもしれません。今日は、そんな私に思いがけない力をくれた、長女と次女の言葉について綴りたいと思います。
元夫が亡くなり、相続をめぐって息子とのやり取りが続く中、私が家のローンとして支払い続けてきたお金を、息子は「もらったお金」であるかのように扱おうとしていました。そんな中、息子が放ったという言葉を、次女を通じて聞きました。
「アイツ、家のお金払いよらん」
自分が受け取っていたお金の事実をねじ曲げるような、その一言でした。
この言葉を、20年以上会っていない長女が「おかしい」と感じ取ってくれたのです。
長女は、生後一週間で姑に奪われるようにして育てられた子です。団体生活になじめず、小学4年生になるまで、遠足にすら行けませんでした。愛情を注がれるべき幼い時期を、私のそばではない場所で過ごさなければならなかった娘です。
そんな長女が、大人になり、家を出て、自分の力で生きてきた20年余りの中で、きちんとした一般常識を身につけていた。そのことに、私は胸が熱くなりました。
「私、今、幸せやから」
以前、次女を通じて届けてもらったこの言葉の意味が、また少し違う形で見えてきた気がします。長女は、家を出たことで、正しく物事を見る目を育てることができたのかもしれません。
そして今回、長女と次女は揃ってこう言ってくれました。
「私らが弁護士に証言するから」
なんと心強い言葉でしょうか。なんとか証拠が集まりました。娘たちが弁護士を立ててくれた直後から動けるよう、話し合っています。
たとえこの先、お金を取り戻すことができなかったとしても構わない。そう思えるほど、私の心は満たされています。
姑から受けた非人道的な扱い。長女を五体満足に産んであげられなかったこと。そして、母親のそばで育ててあげられなかったこと。その二つを、私はずっと恨み、悔やみ続けてきました。その気持ちが、今、少しずつ解けていくのを感じています。
娘たちが、私の代わりに声を上げてくれる。それは、私がひとりで抱えてきた28年間の重さを、ようやく分かち合える瞬間なのだと思います。
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