開けない夜はない〜〜28年間DVを生き抜いた私から同じ苦しみを抱えるあなたへ

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「私は今、幸せやから、伝えといて」ーー相続をめぐる息子の怒号の中で、長女の言葉に救われた日

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元夫が亡くなってから、相続の話し合いが続いています。

その中で一番厄介なのが、息子です。

長女と次女に、電話で「ハンコを押せ」と怒鳴ったそうです。

子供を持つ次女は、電話をスピーカーにしていました。息子の怒鳴り声を聞いた瞬間、次女は即座に通話を切ったと言います。

自分に都合が悪くなると怒号をあげる。

元夫が、いつもそうでした。

長女と次女は話し合い、「息子とのやりとりは、文字で残す」と決めたそうです。

すると今度は、「弁護士に頼むから」というラインが届いたそうです。

息子がわざわざ弁護士を頼むということは、息子が有利になる方向に進む可能性が高いということ。

そして今も、相続財産の全体も、負債がいくらあるのかも、はっきりしないままだといいます。

そんな話を聞いた数日後、長女から、次女を通じてこんな言葉が届きました。

「あんな姑と親父と一緒に住んでて大変やったな。妊娠中に夜中まで働かされて、こんな身体の子供産まれるわなぁ。でも、私は今、幸せやから、伝えといて」

その言葉を聞いた瞬間、心の中が、雪解けのような気持ちになりました。

妊娠中、夜中の2時まで、ラーメン屋で接客をして、洗い物をしていた日々。

そんな中で受けた検診で、医師からこう告げられました。

「7ヶ月の時点で、成長が止まっています」

後に次女を通じて聞いたことですが、長女の膵臓は、正常な人の3分の1か、半分ほどの大きさしかないそうです。

そして私自身も、片方の耳の聴力が著しく低い状態で生まれてきました。

その検診の結果を元夫に伝えた時、返ってきた言葉は、

「俺にどないせっていうねん!」

姑からは、

「美容師辞めてラーメン屋しろ!」

まともな返答は、どちらからもありませんでした。

体を労わりたかった。

労ってほしかった。

ただ、それだけでした。


あの頃の自分の背中を、今、優しく撫でられたような気がしました。

相続のことでは、まだ息子との厄介な問題が続いています。

けれど、娘たちが自分の力で歩き、幸せを見つけてくれていること。

それが、28年間耐えてきた私にとって、何よりの答えのように思えました。

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