開けない夜はない〜〜28年間DVを生き抜いた私から同じ苦しみを抱えるあなたへ

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「ブラジャーを外してください」ーー知らないふりをするしか無かった、あの2階のキッチン


今日は休みだったので、整骨院でマッサージを受けてきました。

もう6年、お世話になっている先生です。


その先生と、元夫がしていたマッサージの話になりました。

「看板を出さずにマッサージをするのは、良くないですね」

先生は、柔らかい言葉でそう話してくださいました。

でも、続けてこうもおっしゃいました。

「元旦那さんがやっていたことは、美容師の範疇を超えている」


もちろんです。

異論も、異議もありません。

むしろ、この国の制度自体がおかしいと、私は思っています。

ネットで調べると、「看板なしでもできる」「プライベート感の演出」といった言葉が出てきます。

プライベートでって、どこまでがプライベートなのでしょうか?

でも、そもそも女性の乳房や、乳首や、陰部周辺をマッサージすること自体が、おかしいことなのではないでしょうか。

「俺が呼ぶまでお前は出てくるな」以前にも書きました。この言葉は私の行動も思考も止まらせました。


それでも、繰り返しご来店される方がいたということは。

もしかしたら、お互いにとって都合の良い関係性があったのではないか、とも思っています。


私たちは、息子の名義で家を買い、小さな美容室を作りました。

でも、美容を業として本当に営業することは許されませんでした。

「何でする必要があるんや!チラシ?知らん人来るやろ!必要ない!」

そう怒号を浴びせられ、開店休業のような状態でした。


来店されるのは、女性のマッサージのお客様ばかりでした。

もちろん、たまに男性の方もいらっしゃいました。

その方を見て、どのようなマッサージをするのかは、すべて元夫が決めていました。


「ブラジャーを外してください」

元夫がそう言うのが聞こえると、私は2階のキッチンに逃げるように向かいました。

マッサージが終わるのを、ただ待っていました。

俺が呼ぶまで来るな!


本当は美容室のはずなのに、そこで何が行われていたのか。

私は、知りません。

想像することしか、できませんでした。


見て見ぬふりをするしかなかった時間が、私にもありました。

知らないふりをすることでしか、自分を守れなかったのです。

もし今、パートナーの仕事や人間関係について、見て見ぬふりをするしかない状況にいる方がいらっしゃったら、それはあなたのせいではありません。

一人で抱え込まず、専門機関に相談してください。

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