「一生分の食事を作り果たした」ーープリンを手作りする店長さんと、終わりのなかった夫の食事
昨日のお昼のことです。
3人での仕事で、最後に昼食をとった店長さんが電子レンジで使える鍋に豆腐、野菜、ゆで卵を入れて温めていました。
「卵は切った方がいいのかな?」
「多分、切らないと爆発します」
ゆで卵をスプーンで切ってレンジへ。数分後、ポン!という音。
多分ポン酢をかけて召し上がったのでしょう。
なんとマメな方だと思いました。
お箸一つ出さなかった別れた夫と比べると、店長さんが眩しくて仕方ありません。
しかもご自宅ではプリンを卵から手作りするとお聞きして、驚きのあまり言葉が出ませんでした。
「甘いものが食べたい。子供が喜ぶ」
素敵。素敵すぎました。
先日、私はコーヒーゼリーを失敗したばかりでした。ゴムのように固くなってしまいました。
あれほど子供たちにゼリーやわらび餅、水羊羹などを作っていたのに、いつの間にかできなくなっていることに自分でも驚きました。
別れた夫は、1日に12回も食事をする人でした。
心筋梗塞で運ばれて血糖値が高いと言われ、食事管理のノートをつけていました。
仕事もせずパチンコに行って負けて帰宅したら何かを食べる。
テレビのコマーシャルでホットドッグが流れれば「作れ」。焼き飯が流れれば「焼き飯を作れ」。
毎日毎日、終わりのない食事を作り続けていました。
私は多分、一生分の食事を作り果たした。
そう確信しています。
なのに今、目の前の男性は仕事もして、自分の食事は自分で用意する。
家事を全て奥様に丸投げしている男性の皆さんへ。
自分のことは、自分でしましょう。
これがまさに、岡野あつこさんがおっしゃっていた言葉だと思いました。
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