自分が稼いだお金で玉子の寿司だけ
この日の夜のことです。
Kekoが「お寿司が食べたい」と言い出しました。
なぜか夫は仕事もせず、Kekoと中学時代の仲間たちに会いに行きました。そして私の仕事が終わる頃に戻り、長女まで連れて高い寿司屋へ行かされました。
お代はもちろん、私が稼いだお金からでした。
私が注文したのは、安価な玉子だけでした。
他人が稼いだお金で食べるお寿司は、さぞかし美味しかったことでしょう。ビールも何本も開けていました。
タバコをプカプカ吸いながら、飲んで、食べて。
なんて下品なんだろうと思いました。
胃の奥というか、ずんと痛いような、重いような感覚。
今でも寿司を見る度に、あの夜を思い出します。
その日の売り上げが、すべてKekoの寿司と酒に消えました。当時、安価な寿司屋などありませんでした。一日必死に働いたお金が、一晩でなくなったのです。
今でも寿司を見る度に、あの夜を思い出します。
【読者の方へ】
自分が必死に稼いだお金を、好き勝手に使われる。
それは経済的DVです。あなたのせいではありません。
📞 #8778
各都道府県の女性支援センターへつながります。


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