化粧ポーチの切り抜きが私を救ってくれたーー岡野あつこさんの言葉と私の28年

「おばあちゃん、お誕生日おめでとう」ーー孫の言葉と次女がずっと見ていてくれた


今日、娘家族が誕生日を祝ってくれました。

4歳の孫から「おばあちゃん、お誕生日おめでとう」と言われた瞬間、胸が熱くなりました。


次女の婿殿は、料理が全くできません。だから次女が料理担当です。その代わりに掃除と洗濯は婿殿が担当。食べた後の食器を洗うのも婿殿です。

お互いのできない部分をお互いが補っていく。だからと言って次女が掃除も洗濯もしないわけでもありません。お互い気がついたら、する。そして、何より驚いたのは次女が洗濯をしたことに気づいた婿殿が「洗濯してくれたん。ありがとう」その言葉。そばで聞いていて驚きましたが温かい気持ちになりました。

それが、この家族の在り方です。お互いが支え合っている。娘を大事にしてくれる人で安心しました。


私の職場の店長さんも同じです。

「奥さんが料理が苦手だから、僕がご飯担当です」とおっしゃって、毎日自分でお弁当を作ってこられます。

休憩時間にはスーパーで豆腐や肉、野菜を買って冷蔵庫にしまう。

その姿は、まるで主婦のようです。

話し方や所作、行動がとても柔らかい。

こういう男性が、世の中にはいるのだと改めて知りました。


結婚していた当時、誕生日のお祝いなど一切ありませんでした。

でも次女だけは違いました。

幼稚園児の頃からお小遣いを貯めて、「お母さん、お誕生日おめでとう」と言いながら一輪の花や写真立てを買ってきてくれました。

あの小さな手のひらのプレゼントを、今でも忘れません。

母親をずっと見ていてくれたのは、次女でした。


そして今日、孫から言われた言葉。

「おばあちゃん、お誕生日おめでとう」

28年間の苦しみを乗り越えて、今日この言葉をもらえた。

これ以上の誕生日プレゼントはありません。


今、苦しみの中にいる方へ。

出口の先には、必ず穏やかな日々があります。

諦めないでください。

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