「食わしたるわ」――夫の許可がなければ、食べることさえ許されなかった

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最近、近所のパチンコ店が閉店し、その後にドラッグストアや喫茶店など、違う店舗に変わっていくのをよく見かけます。元夫に苦しめられたパチンコ。あの騒音の中に、よく長時間もいられるものだと、店の前を通るたびに思っていましたが、それも時代の波に押されて、閉店が加速しているように感じます。

先日からブログを書いている中で、色んな出来事が記憶に蘇ってきているように思います。朝から晩まで毎日毎日パチンコに通っていた夫のことを思い出すたび、私の眉間には皺が寄ります。

その日は、休日にお昼ご飯をどこで食べようかと考えていた時でした。自動ドアが開いて、中から玉の音が響いてきました。パチンコ店の前を通りかかっていたのです。その音で、ふと蘇った記憶があります。

「お前の責任で負けたんや! お前が、にっこり笑って、はいって金渡さんかったから俺はパチンコに負けたんや!」

怒号とともに蹴りを入れられた瞬間、私は一瞬すくみましたが、咄嗟に体を低くしました。夫の蹴りは壁に穴を開けました。私は無事でした。子供たちは、もうみんな眠っていました。

「明日から、お前、飯抜きな! 食うなよ! 俺が良いって言うまで食うなよ」

そう言われて、私は次の日から、夫の許可なくしては食事ができなくなりました。子供たちには関係のないことでした。

その時、朝、子供たちに食事をさせて学校に送り出したあと、夫は炊飯器を開けて白米の残りを確認しました。そして冷蔵庫を開けて中身を確認しました。ギロリと目を剥いて、

「勝手に食うなよ」

お茶と水だけは摂ってもいい――今思えば、ふざけたことを言っていたなと思いますが、当時の私には、反論することも何もできない状態でした。夫はレジから両替を鷲掴みにすると、パチンコへ行きました。本当にパチンコに行っていたのか。今も謎です。

昼過ぎ、目を剥いた夫が帰宅して真っ先に向かうのは、炊飯器でした。そして冷蔵庫を開け、「ふむふむ」と偉そうに頷き、「食うてないな」と言うと、「俺の飯は!」と怒鳴りました。私は食べることすら許されていないのに、夫の食事の準備をさせられました。夫はそそくさと食べ終えると、また炊飯器の中を確認し、冷蔵庫の中を確認し、レジから両替をつかんで出ていきました。

子供たちは食事ができました。私は2日間、食事を抜かれました。

「もう食うてええぞ! 食わしたるわ! 食わしたる言うてんねん! はよ食えや!」

私が食事を許されたのは、夫の腐った連れが「食わしたれや」と言ってくれたからだったと、後になって聞きました。私は、この連れたちのことも、人として嫌いでした。人の心というものが、ないのです。元夫の葬儀に、その連れが来ていたと聞いた時、心の中が爆発しそうになりました。

あなたのミカタ #8778

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