「誰と連絡取りたいんや!」ーーガラケーで監視された日々と、従姉妹の一言
その頃はまだガラケーの時代でした。
私名義の携帯電話が欲しいと夫に言うと、こう怒鳴られました。
「誰と連絡を取りたいんや!男か!」
朝から晩までパチンコ三昧の夫が、私の動向を監視するために夫名義のガラケーを新たにひとつ買いました。
メールは全て監視されていました。
その頃、母方の従姉妹のお祖母様が亡くなり、お通夜に参列しました。
5つ上の従姉妹と久しぶりに会いました。
夫が外にタバコを吸いに席を外した短い時間に、従姉妹に打ち明けました。
「私の結婚生活はおかしいと思う?」
従姉妹の答えは一言でした。
「狂ってる」
すぐにアドレスを交換してメールのやり取りを始めたかった。
でも5つ上の従姉妹は賢い方でした。
夫がメールを監視していることを見抜いていたのです。
差し支えのない内容しかやり取りできない中で、従姉妹は工夫してくれました。
夫がパチンコに行っている時間帯に、自分の家に遊びに来られるよう誘ってくれたのです。
49日の法要には、私だけを呼びたいと従姉妹が試行錯誤してくれました。
しかし夫が怒鳴り散らしました。
「お前が一人で行って俺の悪口を言うつもりやろ!」
結局、私の代わりに中学生の息子が参列することになりました。
夫は私と共に49日に行きたがりましたが、毎日朝から晩までパチンコ三昧の人間など、従姉妹の家は迎えたくなかったのです。
お通夜の時点で、従姉妹は全てを見抜いていました。
私が監視されているということを。
今、パートナーにスマートフォンを毎日チェックされている方へ。
それは監視です。
あなたの自由を奪う行為です。
信頼できる人に、短い言葉でもいいので打ち明けてみてください。
従姉妹の「狂ってる」という一言が、私の心を救ってくれたように。
📞 #8778
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