化粧ポーチの切り抜きが私を救ってくれたーー岡野あつこさんの言葉と私の28年

大切にされなくなった時が危険です。ーー岡野あつこさんの言葉と私が許してはいけなかったサイン。


岡野あつこさんのショート動画を見ました。

「大切にされなくなった時が危険です。許してはいけないサイン」

画面を見ながら、次々と記憶が蘇ってきました。

あの頃の私に、見せてあげたかった。


1、自分の価値を貶められた時

人として、妻として、尊厳を傷つけられる言葉や態度。

初めての妊娠中のことです。夜に夫の友達が来た時、食事が足りなくなりました。

すると夫は私にこう言いました。

「お前は食うな。俺の連れにお前の分を渡せ」

仕事も稼ぎもない夫に、妊娠中の妻の食事を取り上げられました。

その友達も、黙って受け取っていました。

同じ心のない人間だと思いました。

つわりで吐いて体調を崩していた時には、こう言われました。

「わざとらしいことするな。俺まで気分が悪くなるから、俺の目に入らんようにしろ」

情けなくて、言葉もありませんでした。


2、誠実に守ろうとする姿勢が全く見えない時

あなたが困っている時、歩み寄ってくれるか。それが重要です。

夫に誠実さなど、微塵もありませんでした。

毎日朝から晩までパチンコへ行き、負けたら暴れる。

「もう二度とパチンコには行きません」

そう言った次の朝から、またパチンコへ行っていました。

今日こそはと期待させては、裏切る。その繰り返しでした。

あなたを誇りに思う気持ちが感じられない時

見下す態度や軽視が、常態化している場合。

私は夫からも義父母からも、ずっと軽く扱われてきました。

妊娠中なのに夜中2時まで義母のラーメン屋を手伝わされました。

「妊娠中なのに」と言うと、「それが何や!」と一蹴されました。

2年ほど前、次女から長女の体のことを聞きました。

右耳が生まれた時から聞こえませんでした。大学病院で何度も手術を受けていました。18歳でやっと音楽を聴けるようになりました。


妊娠できない子宮の奇形。
膵臓が正常の3分の1しかない。

「こんな体に産みやがって!」

長女が次女に怒鳴り散らしていたと聞きました。

その言葉を聞いた時、胸が痛かったわけでも何でもありませんでした。ただ、いつまで経っても他責思考なんだと思いました。でも同時に思いました。

妊娠中に夜中まで働かされた結果です。私のせいではない。

あの環境を作ったのは、夫であり義母でした。


4、自分を後回しにされることが当たり前になっている時

結婚は二人で協力し合って共に歩むものです。

しかし夫は上下関係を作っていました。

「嫁のくせに」が常套句でした。
「女が稼いで当たり前。俺はお前に仕事をさせてやってるんや」

もう、正しい日本語がわからなくなっていました。

盆正月の集まりでは、いつも私の座る場所がありませんでした。

「一食抜いても死なん」

レストランでも飲食店でも、大声で私の存在を否定されました。

長兄夫婦が何とか場所を作ってくれなければ、私はそこにいることすら許されませんでした。


私という存在は、一体何だったのでしょうか。

今でも、そう思うことがあります。

でも今ならわかります。

おかしかったのは、私ではありませんでした。


岡野あつこさんがおっしゃる通りです。

大切にされなくなった時が、危険なのです。

一つでも当てはまることがあれば、どうか立ち止まって考えてください。

あなたには、大切にされる権利があります。

岡野あつこさんのYouTubeショート動画、ぜひご覧ください。

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各都道府県の女性支援センターにつながります。


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