「いつから来れますか?」ーー拍子抜けする程簡単に決まった、低料金の美容室の採用

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断られた美容室のオーナーから聞いた、低料金の店の名前。携帯電話で検索すると、募集が出てきました。こちらも「年齢不問」となっていました。

「また、断られるのかも。」

そう気弱になりながらも、RB(仮名)に電話を入れました。明るい声での対応でした。電話番号を聞かれたので答えると、「人事から折り返し電話をします」とのことでした。

そうか、断られるのかも。そう思いながら、また履歴書を書きました。

1時間もしないうちに電話があり、「いつが良いですか?」と聞かれ、「いつでも」と答えました。そして、早速、次の日に面接をすることになりました。

ユニクロの白いシャツに黒のパンツ。繁華街の喫茶店での面接でした。履歴書をあまり見ることもなく、

「いつから来れますか?」

そう聞かれました。「えっ?」と、拍子抜けしました。「いつからでも」と答えました。早く働かなければという思いが強かったのです。「必要なもの、ユニフォームは用意します」ということで、緊張でガチガチになっている時間もなく、面接は終わり、就職が決まりました。

決まった。決まった。本当に決まった。

信じられないほど簡単に決まりました。30代でもないのに、40代後半なのに、雇ってもらえた。繁華街で大勢の人が通る中、私の目は涙で霞み、前が見えにくくなっていました。

私は早速、道具を買いに行きました。手元にあったのは、ハサミだけでした。財布の中に問屋のカードがあり、問屋でブラシ、コーム、リングコーム、シザーケース、ダッカールと、必要なものを全て買いました。

「これで、生活ができる。」

そう思いました。

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