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面接から二日後、私は仕事の初日を迎えました。このときも、非常に緊張していました。営業時間の40分も前に、所属店舗前で待っていたのです。遅れては迷惑だ。そう思っての到着でした。
まだ閉じられたシャッターの前で待っていると、鍵当番という方がやってきて、店の半分だけを開けてくださり、中へ入りました。
22坪もある、とても広い店舗でした。床は大理石で、本当にここが低料金の美容室とは思えないほどの、綺麗な店でした。
「今日からここで働くんだ。」
そう思うと、余計に緊張してきました。ロッカーが準備されており、ユニフォームも準備されていました。名札は、まだ離婚前の名前のままでした。
これからは、離婚調停と仕事が、同時に始まる。
次々とスタッフが現れました。男性のスタッフが多いことに驚きました。男女合わせて総勢20名のスタッフとともに、私の新しい仕事が始まりました。
皆さん、とても親切でした。店長は女性の方で、「緊張しすぎ、肩の力抜いて」と、開店前に緊張している私に、何度も声をかけて気遣ってくださいました。
この女性店長と、この当時のスタッフのメンバーだったからこそ、私は一歩を踏み出せた。今もそう思っています。
当時、私は離婚調停に入るところでした。複雑な今の気持ちを、女性店長は聞いてくださいました。あとは、食事と休憩時間を店長と主任が指示してくださること。わからないことは必ず聞くこと。そうやって、自然な流れで仕事は進んでいきました。
けれど、これが「低料金の客層」というものに、初めての恐怖を感じることになる始まりでした。
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