「まあまあ」ーーパトカーが来ても、何も変わらなかった夜。
言い争いはエスカレートしていきました。
本当に、もう少しまともな女性を選ぶべきだった。
義父の女性選びに、頭が痛くなりました。
遠くからパトカーのサイレンの音が近づいてきました。
美容室の前に止まりました。
ご近所の方が呼んでくださったのでした。
申し訳なさと、感謝と、恥ずかしさが入り混じりました。
警察官が2名、互いの話を聞こうとしました。
しかし義母が義父の名前を出した途端、警察官の態度が一変しました。
この時初めて知りました。亡くなった愛人も、義父と同じ職場の女性だったのです。
「うちの姉もや!あんたらを世話してたやろ!」
なんと下品な言い方でしょうか。
令和の今なら、SNSに上げられてしまう場面でした。
非常識だから、人の戸籍に養女や養子の名前が入るのでしょう。
そんな言い合いを、私は暗い部屋の窓からただ眺めていました。
5分ほどで、警察官は言いました。
「まあまあ」
そして去っていきました。
何も変わりませんでした。
夫は、まだ帰っていませんでした。
異常な出来事が続いても、
誰も助けてくれない夜がありました。
それでも朝になれば、店を開けて、
お客様を迎えていました。
今、同じように
「誰も助けてくれない」と感じている方へ。
あなたを助けようとしている人は、必ずいます。
📞 #8778
各都道府県の女性支援センターにつながります。
私はこのブログを書きながら、長い間鎮めていた記憶が次々と蘇ってきます。
28年という歳月を、私は夫という人間に時間と人生を費やしました。
今思うのはただひとつです。
早ければ早いほど、次の人生を歩いていける。
諦めないでください。
あなたには、穏やかな人生を生きる権利があります。
まだ間に合います。
新しい自分の人生を、取り戻してください。
私はあなたのことを、心から応援しています。


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